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國武 大紀

國武 大紀(クニタケ ダイキ)

現 職

株式会社Link of Generation代表取締役

経 歴

大学卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行し、金融や企業経営について専門的に学ぶ。
その後、銀行を退職し、飲食店(バーテンダー)や英語学習塾の役員・講師を経て、JICA(国際協力機構)に就職。発展途上国の国際協力に従事。世界40カ国以上のグローバル・リーダーをパートナーとして、発展途上国の組織変革やリーダー人材育成といった計300件を超える国際協力プロジェクトに精力を傾ける。JICAとJBIC(国際協力銀行)の組織統合にも従事し、組織の将来ヴィジョンや制度設計、戦略立案を担当した。
1000人以上の規模を有するJICA労働組合の執行委員長として、数々の組織改革を実行。
名古屋大学大学院(国際協力研究科)にて客員准教授として、海外から留学生の夏期講習を指導。
外務省(OECD日本政府代表部)の外交官(一等書記官)として日本政府の国際協力政策の政策立案や国際交渉に携わる。
計17人のノーベル賞受賞者、45人の各国首相、大統領、国家元首を輩出しているLondon School of Economics and Political Science(ロンドン大学政治経済大学院)にて、組織心理学の修士号を取得。リーダーシップ理論、モチベーション理論、チーム・ビルディング、意思決定論、組織変革論、組織文化、ナレッジ・マネジメント等を専攻。
現場で使える実践的な心理学的アプローチとして、コーチングやNLP(神経言語プログラミング)などの専門的な技術も修得。既に1000時間を超えるコーチングやコンサルティングの実績を有し、経営者や起業家などの成長を支援している。

専門分野

◇組織心理学(組織変革、ヴィジョン構築、リーダーシップ、チームワーク、モチベーション、意思決定)
◇交渉・コミュニケーション術(信頼関係構築、主体性発揮、パフォーマンス向上、コーチングスキル)
◇グローバル人材の育成 ◇社会人のための外交・国際協力論

講演テーマ例と概要

持続的成長を実現する組織変革~「第3の報酬」を創出せよ~
金銭的報酬や地位的報酬では、優秀な人材は組織に残りません。優秀な人材を育て上げ、激動の時代を生き抜くレジリエントな組織へと変革させる「第3の報酬」とは何か、また、持続的成長を成し遂げるエッセンス等についてお話しします。
21世紀型の組織経営のあり方~高次元の意識改革~
モノとカネが溢れ、生存環境が満たされた社会では、高次元のヒューマンニーズに応えていく組織経営が求められます。次世代ニーズに対応するためのリーダーの意識改革についてお話しします。
21世紀を生き抜くためのグローバル人材の要件~外交官が観た国際社会の舞台裏~
外交官・JICA職員として、16年間で40カ国以上の世界の現状を目の当たりにしてきた実体験にもとづき、厳しい国際社会を生き抜くための社会人としての心構えをお話しします。
未来への人的投資~これからのHuman Resource Management(人的資源管理)~
人工知能技術やIoTの発展に伴い、現在人間が行っている仕事の大半が十数年以内に無くなると言われています。人間の存在意義が問われる中、どのように人的資源を活用していくか、についてお話しします。
組織マネジメントの失敗~なぜチームワークが機能しないのか?~
外交官・JICA職員として、累計300件以上の国際協力プロジェクトを通じて、数々の組織変革を実現してきた実体験にもとづき、失敗例も取り上げながら、チームワークを機能させる秘訣についてお話しします。
最高の自分を生きる~逆境における自己実現のための秘訣~
都市銀行、バーテンダー、土木作業員、英語塾役員・講師、JICA、外交官、エグゼクティヴ・コーチへと、変貌を遂げ、数々の逆境を乗り越えながら理想の人生を実現してきた「自己実現の秘訣」を、実体験にもとづきながらお話します。

主な研修テーマ例と概要

元外交官が教える「持続的成長を実現する組織変革メソッド」
持続的成長を実現する組織体質に変化させるため、ヴィジョンの明確化、変化に強くなる思考の習慣化、心理的報酬と信頼関係の構築、中長期的戦略の立案、行動のフィードバックといった組織変革サイクルの基本について習得します。
元外交官が教える「能動的社員を生み出す貢献型リーダーシップの極意」
ニーズの多様化・スピード化の著しい市場環境に対応するには、現場において迅速な意思決定と行動ができる能動的社員が求められます。能動的社員を育成する新しいリーダーシップのあり方の基本について習得します。
元外交官が教える「21世紀を生き抜くグローバル人材育成研修」
価値観の多様化が進むグローバル社会において、環境変化に対応しながら活躍していくために不可欠となるマインドセットやコミュニケーション術の基本について習得します。
元外交官が教える「相手を見抜き、瞬間で信頼関係を作る交渉術」
多種多様な政治、経済、文化が入り乱れる国際社会の中で、日本政府を代表し、国益を守る任務を果たしてきた元外交官が、外交現場で培った「相手を見抜き、瞬間で信頼関係を構築する交渉術」の基本についてお伝えします。
元外交官が教える「逆境を生き抜く社会人のための思考習慣」
どんな会社組織でも、上手に生き抜き、周囲から評価される人間になるためのコミュニケーション術やマインドセットの基本について習得します。また、自己成長していくためのセルフイメージの強化方法についても身につけます。

主な実績

OECD(経済協力開発機構)日本政府代表部の外交官(一等書記官)として、日本の国際協力に関する政策・戦略の基本方針立案、閣僚級国際会議の対処方針案の作成、各国政府代表との外交交渉を巧みに展開する等、数々の貢献を果たす。大小100回を超える国際会議に出席し、日本政府代表として発言する等、国際舞台におけるプレゼンスを発揮した。
JICA(国際協力機構)において、16年間にわたり、40 か国以上の 途上国政府のほか、国際機関、NGO、大学、企業の幹部等をパートナーとして、累計 300 件を超える国や企業の組織変革やグローバル人材育成に従事。JICAとJBIC(旧国際協力銀行)の統合準備を担当し、組織戦略や事業の制度設計に貢献を果たす。世界各国の援助機関との連携促進やDAC(開発援助委員会)担当として、JICAのグローバル連携における戦略・対応方針の立案や経営層のスピーチを作成。また、ベンチャー・中小企業、NGO、大学、地方自治体を対象に200件以上の国際協力プロジェクトの案件形成、事業管理、評価に関するコンサルティングを担当。
1000人規模を誇るJICA労働組合の執行委員長としてリーダーシップを発揮し、数々の組織改革を実施(理事長と若手の勉強会の制度化、経営陣との直接対話による組織活性化、ワークライフバランス向上のための在宅勤務の制度化等)
1000時間を超えるコーチング実績を有し、クライアントの5年先の目標をわずか3ヶ月で実現する等、多くのクライアントの目標達成やパフォーマンス向上の実現を支援している。
名古屋大学大学院(国際開発研究科)にて客員准教授として、海外の留学生の夏期講習を3年度にわたり指導。また、社内講師として、援助外交の潮流について2年間にわたり、ガイド役を務めた。

参加されたかたの感想

(株式会社BAKEON代表取締役 澤井友洋様)
 以前の私は、独りよがりで、相手に対して一方的な見方しかできませんでしたが、今まで気がつかなかった相手の素晴らしい部分を発見できるようになり、人との信頼関係がより深まるようになりました。また、ビジネスにおけるヴィジョンや戦略プランが明確になったことで、より効果的に目標を実現できるようになりました。さらに、環境の変化に応じた軌道修正を適切にガイドしていただき、本当に必要な行動を効率的に行うことができました。
(株式会社「夢の森」代表取締役 文森和美様)
 以前の私は、目の前に起こる問題を避け、のしかかる責任を他人に転嫁していた自分がいました。そんな責任転嫁のパターンから抜け出し、自分の人生は自分で切り開けるという確信を得たことで、気持ちが楽になり、どんな時も前に進む勇気を持つことができました。結果を出していくプロセス(社員との信頼関係の構築等)の大切さをしることができて、「今やるべきこと」が明確になったことから、行動時間に無駄がなくなりました。
(薬局経営者 K.Y様)
 以前の私は、自分の可能性を限定的に見ていたり、人からの批判に敏感に反応したりしていました。自分の新たな可能性に触れたことで、自分がさらに大きく成長していけることを実感できたことは驚きでした。また、自信を得たことで、モチベーションが以前よりも高いレベルで維持でき、やりたいことを先送りにせず、効率的に行動することができるようになりました。人間関係については、他者から否定的なことを言われても、落ち着いて冷静に対応できるようになりました。また、以前より、積極的に人脈を構築できる力がついたのは大きな成果です。
(某新聞社管理職 今泉欣也様)
 以前の私は、周囲の環境に流されやすく、また、自分勝手な思い込みの枠の中で行動していたのですが、長期的なヴィジョンと多角的視野を持つことができるようになり、行動力が以前よりも促進されました。職場の環境が変わっても、自分の目標に対してモチベーションを維持することができ、行動し続けることができています。
(IMAGE BALLET STUDIO代表 横井詩織様)
 以前の私は、これからどのように会社を成長させていったら良いか、全く分からない状況でした。将来のヴィジョンと目標を明確にすることができ、目標を実現するための具体的なステップを手にしたことで不安が解消されました。また、自分の限界の枠を飛び出すことができたことで、新しいビジネスの可能性が広がりました。さらに高いレベルの自信を得られたことで、ビジネス関係者とのコミュニケーションの質も良くなり、1500人を超える大規模イベントでの成功を収めることが出来ました。
(某エネルギー関連役員 K.Y.さん)
 國武さんは、超ポジティブ思考、カリスマ、ユーモア精神が高いところや、グループを明るく鼓舞できる(現代のリーダーとして必須と思います)方です。固定観念に囚われない懐の大きさが感じられ、また、人の懐にきわめてナチュラルに入り込めるコミュニケーション力に感動しました。
(某政府機関 K.A.さん)
 國武さんは、常に頼れるリーダーであり、豊富な国際経験と知識に裏打ちされた交渉力を持ちつつ、信頼して何でも話せる方です。 お話しを聞いて、逆境を乗り切る心構えや思考法について多くを学びました。数々のキャリアを積み重ねてきた國武さんの言葉には重みと説得力があります。話の組立て方がロジカルなことに加え、話し方が抜群に上手で、言葉の一つひとつが深みをもって伝わってきます。

主な著作物

『評価の基準-正しく評価される人が何気なく行っている小さな習慣』
(日本能率協会マネジメントセンター刊:2017年5月)
ある調査によると、職場の人間関係の悩みのトップは「正当に評価されていない」というもの。頑張っているのに、自分が思うような評価をもらっていないと悩んでいるビジネスパーソンに、さまざまな優秀な人材があつまる組織に身を置いてきた著者が、組織心理学の知見をベースに「正しく」評価される人に共通する、日々の小さな習慣、ふるまいを紹介します。ここで定義する評価とは、人事評価(金銭的報酬や地位的報酬)ではなく、周囲から自分の存在が認められ、組織に貢献しながら共に成長していけるという心理的報酬のこと。この本は、「自分は正当に評価されていない」という悩みに応える処方箋を対人関係を軸にまとめたこれまでにない画期的な内容となっています。
書籍サイト(https://jmam.jp/manabi/products/detail.php?product_id=9496
修士論文「Effective Leadership in Project Management to Facilitate Self-Sustainability in the Context of Development Assistance」(ロンドン政治経済大学院:2009年)
企業専門雑誌「COMPANY TANK」2017年1月号にタレント石黒彩さんとのスペシャルインタビューの記事が掲載。
記事掲載HPはこちら(http://www.companytank.jp/interview/201701/12859/ )